初日9-0する夢を見たので新大阪着くまで適当に書きます。

現環境でやはりアブザンアグロは板です。そこは認めねばいけないことですし、異論はありません。アブザンアグロは使う理由でなく、使わない理由を説明できなければデッキ選択が間違っていると言っても過言ではないと考えています。
であるならば、まずはマルドゥを使う理由でなくアブザンアグロを使わない理由を挙げましょう。

1、ミラーが厳しい
一般的に同型対決は経験値が多く、上手な方が勝つと言われています(よね?)。しかし、現在のアブザンアグロミラーは超先手有利です。
もちろん腕でカバーできるところはあるでしょうが、9回戦(2bye持ちなので実質7回戦ですが)で2敗までしか許されない中でミラー後手ではっきりとした不利をつけられるデッキを持ち込みたくないという考えがありました。
もちろん、腕の方もMTG始めてから若干1年と少しの私がGPに出るようなスパイクの方々より優っているとは考えられませんでした。

2、マークが厳しい
やア板と略してまで言われるほどのアブザンアグロです。PT終わってからの大型大会でアブザンアグロがトップ8に入らなかったものがあったでしょうか?いや、ない(反語)
であるからには、当然マークは厳しくなるでしょうし、実際アブザンアグロにたいして有利を取れる4Cラリーとエスパーコントロールが直近の大型大会で上位に上がってきています。
アブザン大好き民族である日本人なので、GP神戸でのアブザンアグロ率は4割超えてもおかしくないと考えているのですが、おそらく同じ考えの人はアブザンキラー、少なくともアブザンアグロに対して不利にはならないデッキを持ち込むと合理的に考えられます。
つまり、神戸には同型先手以外アブザンアグロが有利を取れる相手がいないことになります。
そんな中アブザンアグロを持ち込むのは難しいですね。

上記2つの理由から私はアブザンアグロを選択しませんでした。では、私がなぜエスパーコントロールや4Cラリーでなくマルドゥを選択したか。情がないとは言えませんが、これにも合理的理由が存在します。

1、一般的にリストが存在していない。知られていない。
マルドゥ?なにそれ?アブザンのおやつ?という方も大勢いらっしゃることは想像に難くありません。ですが、それこそがマルドゥを使う強みだと思います。
事実、私がマルドゥを使っている中、「そちらが何をサイドインするのか読めなかった」と言ってくださった方が何人かいらっしゃいました。所謂、わからん殺しが可能なのはアブザンアグロには存在しないメリットです。

2、アブザンアグロ、エスパーコントロール、アタルカレッドに対して有利
私が自信を持って言いたいのはここです。マルドゥはこの環境トップのこのへんのデッキに対して有利です。
アブザンアグロに対しては除去コンとしての動き、コントロールに対してはハンデスとPW、アタルカレッドに対しては除去連打と回復。これらが環境トップデッキへの有利を確定付ける点になります。
対ラリーは不利です。なぜ結果を出した。勘弁してくれ

3、ギデオンを一番強く使える
ゼンディカーの同盟者、ギデオンは現環境を定義するPWです。しかし、このカードは押されている盤面では強くないことはご承知の通りでしょう。
このカードは「盤面を制圧している状態で蓋をする」もしくは「更地に着地して回答を強制する」ことで強さを発揮します。盤面を制圧している状態で出して弱いPWなんてティボルトくらいいないので、更地に着地させることが可能なデッキを考えます。
この環境で白いデッキはアブザンアグロ、エスパーコントロール、ジェスカイブラックくらいでしょうか。
アブザンアグロはクリーチャーで押して4ターン目にギデオンを目指しますが、前述の通りミラーに弱い。エスパーコントロールは4ターン目に出すにはタップアウトを要求され、ジェスカイブラックは白ダブルが出ない。
では何がギデオンを強く使えるか。それはマルドゥです。
赤白黒の3色は3マナ以下の除去呪文が強いことがカラーパイにおける性質です。ご存知のはじける破滅の強さや、渋い活躍をするマルドゥの魔除け、1マナハンデスに1マナ3点火力など更地にギデオンを達成することが容易です。そして、アフターフォローとして相手の脅威を除去することが難しくありません。

以上3点より私はマルドゥを使用することに決定しました。もう少し書いていたいのですが新大阪に着いたのでこのへんで。
それではみなさん頑張りましょう(^o^)

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プラン
2015年11月21日21:45

負けました!!!!!!

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